第2回「床材種類の選び方」

床材には様々な種類があり、それぞれ特徴やメリットが異なります。前回の記事にひきつづき、主な床材の種類や選び方についての第2回目。
今回は「床材種類の選び方」をお届けします」
床材種類の選び方
床材種類を選ぶ際には、それぞれの条件を考慮して総合的に判断する必要があります。建物やお部屋の状態に応じて、適切な床材を選びましょう。
用途・場所別で選ぶ
用途に応じて、適した床材を選ぶことが重要です。例えば住宅のリビングや寝室にはSPCフローリングや木材フローリングが適しており、温かみがあり快適な空間を演出できます。一方で水回りには、耐水性が高い床材が向いています。また転倒リスクのある場所では、クッション性のあるカーペットも選択肢に入ります。
特にSPCフローリングは100%防水性と耐久性があるため、キッチンや洗面所、商業施設でも問題なく使用可能です。木目柄や石目柄といった幅広い種類が展開されており、デザインが選べるのもメリットです。
価格で選ぶ
床材の価格は、素材や施工方法によって大きく異なります。低価格で一般的によく用いられているのはクッションフロアやフロアタイルで、特にコストを抑えたい場合にはおすすめです。一方でSPCフローリングは比較的リーズナブルながらも高級感があり、耐久性も高いため長期的なコストを抑えられる点が魅力です。
そして無垢フローリングや石材は高価格帯ですが、質感や耐久性に優れていて上質な空間を演出できます。それぞれの価格や耐久性を考慮し、ライフスタイルに合った床材を選びましょう。
色・デザインで選ぶ
インテリアの雰囲気に合わせて、床材を選ぶことも重要です。木材フローリングは自然な木の風合いが魅力ですが、選べる色味が限られることがあるため注意しましょう。そしてクッションフロアやフロアタイルはリアルなデザインが施されたものが多く、店舗やオフィスのコンセプトに合わせて選びやすいのがメリットです。
SPCフローリングは木目柄や石目柄などデザインが豊富で、ナチュラルからモダンまで幅広いスタイルに対応できます。明るい色は部屋を広く見せたい場合におすすめで、ダークカラーは高級感を演出するのに適しています。
施工のしやすさで選ぶ
店舗等の改装、リフォームなど、施工期間を短縮したいと考える場合は、施工のしやすさも重要です。SPCフローリングは施工が簡単で、クリック式のタイプなら接着剤なしで省施工が可能です。またクッションフロアやフロアタイル(置くだけタイプ)も、比較的手軽でおすすめです。
一方で無垢フローリングや石材は、比較的施工に手間が掛かる場合が多いです。短期間で床を変更したい場合は、施工が容易なものを選びましょう。
「Lapixia(ラピシア)」は、従来のフローリングにはない高性能なSPCフローリングブランドです。天然資源である石灰石を主原料とすることにより、地球にやさしい製品となっています。
そして、最先端の高分子配合により、100%防水、耐摩耗、防滑性、耐汚性、寸法安定性といった高機能が実現しました。またそれだけでなく美しいデザインも魅力で、下記のシリーズを展開しています。詳しくは、各ページをご覧ください。
- 6種類の自然な木目柄「Harmony ハーモニーシリーズ」
- 優しく落ち着きのある木目柄「Oboe」
- 華やかさと落ち着きを併せ持つ石目柄「Flute」