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床にカビが発生!メンテナンスや予防の方法

床に発生するカビは、見た目の不快感だけでなく、悪臭や健康被害の原因にもなります。とくに湿気がこもりやすい場所では注意が必要です。

本記事では、カビが発生する原因やリスクの高い場所、効果的な除去方法、そして防止対策までをわかりやすく解説します。さらにカビ対策に最適な床材として注目されている「SPCフローリング」の魅力もご紹介するので、清潔で快適な空間づくりの参考にしてみてください。

カビが発生する原因・条件

ここではまず、カビが発生する原因や条件について解説します。

高温多湿な環境

カビは、高温多湿な環境で繁殖しやすくなります。梅雨時期や夏場の室内はまさにこの条件に当てはまり、換気が不十分な場所ではさらにリスクが高まります。

一般住宅では、風通しの悪い押入れやクローゼット、浴室、商業施設では、飲食店や地下にある施設、医療施設など、湿気・温度・換気の悪さがあるとカビの温床になりやすいため、定期的な換気や除湿対策が重要です。

 

結露が発生している

窓や壁、床などに結露が生じると表面に水分がとどまり、カビが繁殖する原因になります。とくに冬場は室内外の温度差が大きく、暖房で室温が上昇すると結露が発生しやすくなります。

 

放置すると木材や壁紙に水分が染み込み、建材の劣化にもつながるため結露対策が必要です。

ホコリや汚れがある

ホコリや皮脂汚れ、食べこぼしなどの有機物は、カビの栄養源となります。具体的には家具の裏やエアコン内部、換気の悪い場所にたまったホコリが湿気と合わさることで、カビの繁殖を促進します。

 

清掃が行き届かない場所ほどカビが発生しやすいため、日常的な掃除と衛生管理が大切です。

床の「カビ」対策がおすすめの場所とは

ここでは、床のカビ対策がおすすめの場所について整理しておきます。

飲食店

飲食店では、厨房や客席で水や油、食材などが床にこぼれることがあります。湿気や汚れが蓄積されやすく、カビが発生しやすい環境です。

 

衛生管理が求められる業種なので、カビの発生は衛生面・営業面ともに大きな問題となります。そのため防カビ性のある床材を使用してこまめな清掃や換気をすることで、快適で安全な店舗環境を維持することが重要です。

介護福祉施設

介護福祉施設では食事介助などで床が汚れるケースが多く、そこに湿気がこもるとカビのリスクが高まります。高齢者や要介護者の方は免疫力が低下していることも多いため、カビによる健康被害が心配されます。

 

施設内の衛生を保ち入居者の安全を守るためにも、防水・防カビ性の高い床材の使用と定期的な清掃・換気が重要です。

洗面所・トイレ

洗面所やトイレは水を日常的に使うため、床に水分が飛び散りやすく湿気もこもりがちです。とくに目地や壁際にカビが発生しやすく、放置するとニオイや見た目の悪化、健康への影響にもつながります。

 

防水性に優れた床材を選んでこまめな換気や水気のふき取りを心がけることで、カビの予防に効果的です。

押入れ・収納

押入れや収納スペースは通気性が悪く、長時間締め切られていることが多いため湿気がたまりやすくカビが発生しやすい場所です。床に布団や段ボールを直接置くと空気がこもりやすく、さらにカビのリスクが上がります。

 

そのため除湿剤の設置や、定期的な換気や中身の整理などで湿気をコントロールしましょう。

カビのおすすめ除去方法

軽度なカビであれば、自分で除去することも可能です。ただしカビの被害が大きい場合には、プロにおまかせしたり床ごと交換したりする方が良いこともあります。状況に合わせて、検討してみてください。

中性洗剤で拭きとる

軽度のカビであれば、中性洗剤を使って拭き取る方法が有効です。柔らかい布やスポンジに洗剤を含ませて、カビが発生している箇所を丁寧に拭き取ります。

 

その後は水拭きして洗剤を残さないようにし、しっかり乾燥させることが大切です。木材やフローリングなど素材を傷めにくく、家庭で手軽に実践できます。

アルコールで除菌する

カビの再発を防ぐためには、アルコールによる除菌も効果的です。中性洗剤でカビを除去した後に消毒用アルコールを布に含ませて拭き取ることで、カビの根まで浸透しやすくなります。

 

ただし、素材によっては変色や傷みの原因になることもあるため、目立たない場所で試してから使うと安心です。

床のカビ対策・防止方法

ここでは、床のカビ対策や防止方法について解説します。

こまめに清掃する

床のカビ対策として基本となるのが、こまめな清掃です。ホコリや皮脂、食べこぼしなどの汚れはカビの栄養源となるため、定期的に掃除機や雑巾で床を清潔に保つことが大切です。

 

とくに家具の下や隅などは見落とされがちなので、意識して清掃するようにしましょう。乾いた状態を保つことで、カビの発生リスクを大きく下げられます。

換気設備を整える

湿気をこもらせないために、換気環境の整備も重要です。自然換気だけでは不十分な場合、換気扇や除湿機などの設備を活用することで、室内の湿度を適切に保てます。

 

具体的には窓の少ない場所や、浴室・トイレに隣接したスペースなどは湿気がたまりやすく、換気が不十分だとカビが繁殖しやすくなります。定期的な空気の入れ替えを意識しましょう。

カビに強い床材を使う

床材の選定も、カビ対策には有効です。とくに「SPCフローリング」は石灰石を主成分としているため耐水性と防カビ性に優れており、水に濡れても変形しにくくカビの発生を抑える効果があります。さらに清掃やメンテナンス時に使用されるアルコールなどの消毒液や次亜塩素酸にも強く、変質・変色のリスクが低いため、衛生管理がしやすくなります。

 

そして掃除がしやすく傷もつきにくいため、飲食店や水回り、ペットを飼う家庭などにも適しています。長期的なメンテナンス性にも優れた素材です。

SPCフローリングのメリット

 

SPCフローリングは、日本の住宅や店舗施設でも導入が広がってきています。メリットを知ることで、ぜひ採用してみてください。

防菌・防カビ作用が高い

SPCフローリングは素材自体に防菌・防カビ性能を備えており、菌やカビの繁殖を抑える効果があります。湿度が高くなりがちな場所でも清潔な状態を保ちやすく、アレルギーやニオイの原因となるカビの発生リスクを軽減できます。

 

衛生管理が求められる飲食店や医療・介護施設などにも、適した床材として注目されています。

防水性・防湿性が高い

SPCフローリングは石灰石を主原料とした防水性の高い素材で、湿気や水分の影響を受けにくいという特性があります。

 

水拭きにも対応しており、洗面所やトイレ、キッチンなどの水まわりにも安心して使用可能です。湿気による膨張や変形が少なく、長期的に美観と機能を保てる点も大きなメリットです。

耐久性・耐摩耗性に優れている

高密度構造のSPCフローリングは、衝撃や摩擦に強く、キズやへこみにも強い耐久性を誇ります。土足での使用にも耐えられるため、人の出入りが多い店舗や公共施設にもおすすめです。

 

日常の使用による劣化が少ないため長く快適に使えて、メンテナンスの手間も軽減できます。

デザインが豊富で厨房やトイレ・洗面所にもおすすめ

SPCフローリングは、木目調やタイル調、石目調といったデザインバリエーションが豊富です。機能性に加えて空間の印象にもこだわりたい場合に適しており、インテリア性を損ないません。

 

防水・防カビ性能に優れているため、従来はフローリング材が避けられていた水まわりや厨房などにも導入しやすく、住宅にも店舗にもおすすめの床材です。

まとめ

床のカビ対策には、日常的な清掃や換気に加えて床材選びも重要なポイントです。とくに湿気の多い場所や衛生管理が求められる施設では、防水性・防カビ性に優れた素材が効果的です。

中でもSPCフローリングは防菌・防水・耐久性に優れ、デザインも豊富でさまざまな空間に対応可能となっています。長く清潔で快適な環境を保ちたい方は、ぜひSPCフローリングを導入してみてはいかがでしょうか。

 

「Lapixia(ラピシア)」は、従来のフローリングにはない高性能なSPCフローリングブランドです。天然資源である石灰石を主原料とすることにより、地球にやさしい製品となっています。

 

そして、最先端の高分子配合により、100%防水、耐摩耗、防滑性、耐汚性、寸法安定性といった高機能が実現しました。またそれだけでなく美しいデザインも魅力で、下記のシリーズを展開しています。詳しくは、各ページをご覧ください。

 

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